
みなさんこんにちは! 管理人のJing-Fuです。
今回鑑定をするのは『355』です。
ジェシカ・チャスティン、ルピタ・ニョンゴ、ダイアン・グルーガー、ペネロペ・クルス、ファン・ビンビンら有名女優5人が豪華共演を果たす、女性スパイアクション映画です。
世界を破滅に導く極秘兵器を巡り、アメリカのCIAエージェントと世界各国のエージェントが協力して任務を遂行していく様子が描かれます。
そんな『355』のネタバレを明かしながら、感想と考察を鑑定していきますね。
美しい女神達がボコボコの肉弾戦!?
目次
■『355』のあらすじと基本情報
まずは予告編をどうぞ☆
(C)2020 UNIVERSAL STUDIOS. (C)355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.
■あらすじ
コロンビアで開発された、世界中のあらゆるインフラや金融機関を操作できてしまう極秘デバイスが闇マーケットに流れそうになっているとの情報を得たアメリカのCIA本部。協議の結果、格闘術に長けた凄腕のエージェントであるメイス(ジェシカ・チャスティン)がデバイスの確保ミッションを遂行することになる。早速メイスはデバイスがあるとされるフランスのパリへと向かうのだが・・・。
(C)2020 UNIVERSAL STUDIOS. (C)355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.
■原題:The 355
■発掘国/制作年:アメリカ(2022)
■上映時間:122分
■キャッチコピー:敵の敵は味方
■監督:サイモン・キンバーグ
■主要キャスト
メイス:ジェシカ・チャスティン
ハディージャ:ルピタ・ニョンゴ
マリー:ダイアン・グルーガー
グラシエラ:ペネロペ・クルス
リン・ミ・シェン:ファン・ビンビン
ニック:セバスチャン・スタン
■『355』のネタバレ感想と考察
それでは鑑定していきましょう!
ネタバレ①:プチ・レディ・エクスペンダブルズ
ジェシカ・チャスティン、ルピタ・ニョンゴ、ダイアン・グルーガー、ペネロペ・クルス、そしてファン・ビンビン様。他に女性が主役のスパイ映画は数あれど、大作でヒロイン、または主演を担うことができる国際色豊かな大物女優たちを集結させたプチ・レディ・エクスペンダブルズみたいな豪華さが他作品にはない魅力ですよね。「AKBとも話せる時代に!?」と一時期よくTVCMで流れていた某SNSアプリみたいな響きのタイトルである「355」と言うのは、アメリカ独立戦争の際に実在した女性スパイのコードネームから来ているらしいです(劇中でも説明がある)。ストーリーの起承転結については、死んだと思っていた味方のニックが実は悪党だったことも含めて非常に読みやすく、特に新鮮味はなく王道といった感じ。ただ主演女優たちが演じるキャラ達が『チャーリーズ・エンジェル』みたいに最初からメンバー化されているわけでなく、それぞれの置かれた状況や生い立ちを背景に、勘違いからの仲違いや巻き込まれなどを経て仲間となっていく流れはRPGみたいな楽しさがありましたね。

ニックの人どっかで観たことあるな〜と思ってたら、バッキー(セバスチャン・スタン)でした笑
ネタバレ②:レディ・ゴリ押しアクション
女性が主役のスパイ映画って、男どものスパイ映画との違いを明確にするために「知性、嘘、上品さ、お色気」といった女性らしさをテーマに持ってくるのが多いと思います。一方の本作、ここが最大の見所なんですけど、目の保養となる麗しき美女達がそういった女性らしさを払拭し、アクションシーンにおいてはボコボコのバンバンに殴って撃つ肉弾戦に特化しているんですよね。アクション中のカメラワークがちょっと揺れすぎな気もするするけれど、返り血や怪我なんてものは気にせず、「大事なのはプロセスよりも結果よ!」と言わんばかりに全員がゴリ押しのパワープレイに徹して男どもをギタギタのメタメタにしていく勢いは見応え十分です。メイスとマリーは拳で特攻、リンは中国武術を織り交ぜた棒術、ハディージャが遠隔と援護など、それぞれの役割分担も明確に分けられていて良き。
我らが殿堂入りの女神、ペネロペ・クルスが一般市民に過ぎない心理学者っていう非戦闘員の役柄だったことは意外でした。銃撃戦の中でも怯えて「私もうおりる〜泣」ってメソメソしてるの可愛い。最後には『ダイハード』のパウエル警察官みたいな見せ方で美味しいところをかっさらっていく佇まいに痺れましたね。

ペネロペに相手が見つめられるシーンがあるんだけど、こんな女神に見つめられたらそれだけで昇天しそうで無理な光景でした笑
ネタバレ③:ファン・ビンビンについて
管理人にとってのもう1人の女神、ファン・ビンビン様。当然香港映画勢であれば彼女が1番のお目当てかと思います。しかし残念なことに、ファン・ビンビンは映画開始から1時間経たないと登場せず、メンバーの中で一番画面の対空時間が短いです。特に専用の見せ場も思っていたほどは用意されておらず、ちょっと消化不良である。まあ背景には中国側のスポンサー事情などが絡んでて厄介そうですが、まあ一時期は日本でニュースになるほどの脱税問題(追加課税など含めて総額146億円!!! 毎度あり〜)もあったことで本作がお蔵入りするんじゃないかと懸念もしてたので、彼女の最新の美貌を拝めることができただけでも満足としましょう。

あと、全編お団子ヘアなのがちょっと・・・。ヘアメイク担当さん、絶対伸ばしてた方がお美しいよ!!
■鑑定結果

従来とは異なる女性スパイ映画を観たいならコレ!
■最後に
それでは今回の鑑定はここまで。
またお会いしましょう!
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