2020年 映画鑑定ランキング

映画雑談

 

Jing-Fu
Jing-Fu

みなさんこんにちは! 管理人のJing-Fuです。

 

2020年も残りわずかとなりました。

いや~、今年は本当に怒涛で人生の歯車が狂った1年でしたね~。

1年前にはまさか、ここまでコロナウィルスによって世界が脅かされ、まるで映画のような光景になっているとは予想だにできなかったもんな~。実はこのブログ、1年半前くらいから立ち上げに向けて準備を進めていたんですけど、コロナウィルス第一波が発生して顧客の売り上げ低迷を受け、僕が勤めてる会社でも一時業務が激減。勤務は在宅過多となり、その空き時間と在宅時間を利用して5月に予定より早くブログ開設にたどり着いた背景もあるので、ちょっと複雑な心境であったりもします。でも「時間を有効活用し、自分の好きを進めることができた」とプラスに考えるようにしています。

せっかくブログを立ち上げたので、今年管理人が観た映画について、備忘録も兼ねて簡単に鑑定まとめしてみました。

■2020年 映画鑑賞履歴

まずは劇場で観た作品を振り返ってみます。

 

スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2回目)

エクストリーム・ジョブ

スーパーティーチャー 熱血格闘

パラサイト 半地下の家族

ナイト・オブ・シャドー

ペットセメタリ―

リチャード・ジュエル

ジョジョ・ラビット

AI崩壊

1917 命をかけた伝令

チャーリーズ・エンジェル

ミッド・サマー

野生の叫び声

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART1(リバイバル)

初恋

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(リバイバル)

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3  (リバイバル)

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

デッド・ドント・ダイ

風の谷のナウシカ(リバイバル)

ランボー ラストブラッド

もののけ姫(リバイバル)

イップ・マン 完結

千と千尋の神隠し(リバイバル)

透明人間

ドラゴン 怒りの鉄拳 (リバイバル)

悪人伝

追龍

海底47m 古代マヤの死の迷宮

ミッドウェイ

クライマーズ

TENET

鬼滅の刃 無限列車編

鬼滅の刃 無限列車編(2回目)

鬼滅の刃 無限列車編(3回目)

鬼滅の刃 無限列車編(4回目)

鬼滅の刃 無限列車編(5回目)

 

劇場鑑賞数は合計で37回。新型コロナウィルスの影響で国内・海外問わず新作が軒並み公開延期、または配信などでのスルーとなってしまったため、去年の58回と比べるとかなり少なめ。しかも『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』は昨年公開作品、そしてリバイバル作品が7作品なので、実質新作鑑賞数は29本にとどまっています。もっと観に行きたい作品はあったんですけど、新型コロナウィルスの影響が社会的に著しく大きくなってる期間などにおいては流石に映画館通いを自粛していました 泣 ドニーさんの新作ラッシュは嬉しかったですね。

家で観た旧作含めた総数で観ると284本の鑑賞結果となりました。ブログ立ち上げに結構時間を使っていたので、こちらも去年と比べるとちと減りました。

■鑑定ランキング

あくまでも管理人の個人的な、劇場公開新作の鑑定ランキングです。

・第10位:ワンカットの革命児

(C)2019 Universal Pictures and Storyteller Distribution Co., LLC. All Rights Reserved.

『1917 命をかけた伝令』

「全編ほぼワンカット」という宣伝文句が界隈に衝撃を与えた戦争アクションドラマ。

決して全編ワンカットという訳ではないものの、どうやって撮影したのかが全く分からない、常に足を止めないノンストップの映像には確かに度肝を抜かれました。長回し映画の一種の到達点を迎えた力作ですね。

映像トリックだけではなく、長回しだからこそ迫力の増したアクション、主人公がひたむきに走り続ける熱い友情ドラマからも目が離せませんでした。

・第9位:黒社会、運命、因果応報、そして友情

(C)2017 Mega-Vision Project Workshop Limited.All Rights Reserved.

『追龍』

マフィアと汚職警官が手を組み黒社会でのし上がっていくクライム作品で、ドニー・イェンアンディ・ラウという2大スターの共演が初めて実現しました。

世の条理から外れていようが、自分たちが中心となって世界のルールを創造していく2人の男の生き様は観ていて痺れます。レトロな雰囲気の中で勃発する、激しい抗争と熱き友情。これぞ香港ノワールの醍醐味!

・第8位:地上最強教師、爆誕!

(C)2018 Mega Vision Project Workshop Limited. All Rights Reserved.

『スーパーティーチャー 熱血格闘』
あのドニーさんが高校の教師に!?
カンフースターが先生役を演じるという物珍しさに目を惹かれた、異色の学園アクション作品です。
様々な悩みを抱える生徒にドニー先生が寄り添う社会的なメッセージも受け持つドラマは、まさに「3年B組 ドニ八先生」。
金八先生と違うのは、ドニー先生が生徒を守るために悪漢に熱血こぶしを叩き込む痛快さくらいだ!

・第7位:好奇心と背徳感の「祝祭」

(C)2019 A24 FILMS LLC. All Rights Reserved.

『ミッドサマー』

『ヘレディタリー 継承』アリ・アスター監督が解き放った、禁断のホラー作品。

ホラーとは縁のなさそうな、美しく広がる緑のスウェーデン大地とのどかなコミュニティがバックにあるだけに、そこで解禁されるショッキングな行事のおぞましさが際立って襲い掛かります。

駆け巡る謎と徐々に明らかになっていく戦慄の実態。思わず目を背けたくなる得体の知れない脚本ながらも、ラストに繋がる軌跡をどうしても見届けたくなる後ろめたさがたまらりません。

・第6位:暗闇のゾンビザメに青ザメる

(C)THE FYZZ FACILITY FILM 11 LTD

『海底47m 古代マヤの死の迷宮』

シャークケイジダイビングの恐怖を描いた『海底47m』の正式な続編。

もう海底47mでも何でもないが、失われた古代遺跡内に閉じ込められる孤立感と閉鎖感のスリル、海中という動きの自由と呼吸が奪われる焦燥感、盲目の古代サメが遺跡内を徘徊するサメ版『ドント・ブリーズ』サバイバル劇など、背筋の凍りつくサメ・パニック作品としては前作よりも楽しめました。

映画初出演となったスタローンの娘がウザすぎ 笑

・第5位:史上最高に光り輝いたベッキー

(C)2020「初恋」製作委員会

『初恋』
日本きっての鬼才監督である三池祟史の新作に、国内外問わず絶賛の嵐が巻き起こっていましたね。
余命僅かのボクサーとヤクザに追われていた少女が出会って恋に落ちるのを皮切りに、タイトルからは想像もできないほどハードなバイオレンスとシュールな三池節が炸裂するエンタメ作品。
主演の窪田正孝をはじめとする豪華な出演陣が顔を揃えているが、その中でも究極に異質の空気感を放つのがベッキー『ザ・レイド』に出演していても何ら違和感のない凶暴な演技は、もう失うものが何もない女優魂を曝け出していて凄まじかったです。

・第4位:チキンと笑いに酔いしれる

(C)2019 CJ ENM CORPORATION, HAEGRIMM PICTURES. CO., Ltd ALL RIGHTS RESERVED

『エクストリーム・ジョブ』

犯罪組織摘発のために、フライドチキン屋を装って潜入捜査を開始する5人の刑事を描いた韓国産のアクション・コメディ。

捜査のために仮の姿として選んだフライドチキン屋がどんどん繁盛してしまうジレンマを、究極のくだらなさとキレの良い演出で彩り、常に笑いを誘われる屈託のない痛快無比加減がクセになっちゃいました。

「映画を観終わった後はカリっと揚げたジューシーチキンを食べたい・・・」と、作品中盤あたりから口内にヨダレが・・・。

・第3位:全集中!スクリーン映えの究極エピソード

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃 無限列車編』
つい先日、公開僅か70日余りで『千と千尋の神隠し』が19年間守り抜いていた国内興行収入記録1位を塗り替えてしまったニュースが流れたのも記憶に新しい、少年ジャンプ漫画を原作としたモンスターヒットアニメ映画です。
原作では描けなかったアクションの躍動感と映像の美麗さ、それらの迫力を何倍にも高める最高の音楽と映像演出に圧倒されますが、家族愛と友情の熱さを完備した人情ドラマ面にも涙を誘われ、非常にスクリーン映えするエピソードでした。
何度でも劇場で観返したくなる臨場感に、管理人も既に劇場に5回足を運んでいますが、そのたびにハンカチを濡らして帰ってきてます。
ここまで短期間で記録を作り上げた異例の成功例には、バックにいくつもの奇跡と偶然の賜物が積みあがって実現したものでもあるが、まだまだこの社会現象フィーバーは止まらなさそう。
↓過去に鑑定した記事です。

・第2位:予測不可能の家族劇

(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

『パラサイト 半地下の家族』
新型コロナウィルスが国内で猛威を振るい出す直前に、日本全国で公開されて映画界の話題をかっさらってしまいましたね。非英語作品として史上初となるアカデミー賞受賞、カンヌ国際映画祭にて韓国映画初となるパルムドール賞受賞など、歴史的な記録を数々打ち立てたことでも世界中で注目された傑作です。
「パラサイト」という刺激的なタイトル通り、裕福層の家族に「寄生」していく貧困層家族をコミカルかつ痛快に描いたシュールさのにじみ出る前半とは裏腹に、突如として作品の色を変えてしまうほどのドンデン返しな後半戦は全く持って予測不可能です。
謎が謎を呼ぶサプライズとその真相解明、そして幾重にも散りばめられた伏線のは恐らく1回の鑑賞で全理解することは不可能なほど巧妙。それだけでなく現代韓国社会の闇を反映させた風刺的なストーリー展開も興味深い逸品でした。
年明け1/1からNetflixにて配信開始、1/8にはなんと金曜ロードショーでの地上波放送が決定されているので、この機会にぜひもう一度触れたいですね。地上波ノーカットて、あのお茶の間が凍り付く「時計回り」のシーンも流れるのか・・・笑

・第1位:有終の美を飾った上質カンフーシリーズ完結作

(C)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.

『イップ・マン 完結』
ブルース・リー唯一の師匠、詠春拳の達人であるイップ・マンの半生を描いた、ドニー・イェンの代表シリーズの4作目にして完結作。10年越しで続いたシリーズが終わるということで、管理人もいちファンとして感慨深く劇場へ足を運びました。
病気に蝕まれるイップ・マン、息子との確執と歩み寄り、異国の地であるアメリカにおいて中国人の誇りと尊厳を掛けた死闘。カンフーアクションの迫力は全く衰えることなく、かつシリーズが継承し続けてきた「家族の物語」を前作までとは異なる趣ながらも追及することによって、朝ドラのような人間ドラマの上質さを見事なまでにキープ。
ブルース・リーの本格的アクションの見せ場が用意されているほか、ドニーさんVSウー・ユエ、VSクリス・コリンズ、VSスコット・アドキンスと見応えある豪華な対戦カードも魅力的です。
まだまだ深堀ができそうなシリーズ作品に、人気絶頂の最中で終止符を打つ製作陣とドニーさんの判断は素晴らしいものだと思います。それくらい、本作は完結編としては文句のつけどころのない良作でした。
↓過去に鑑定した記事です。

■鑑定まとめ

ということで、今年の鑑定ランキング1位に輝いたオリハルコン映画は、

『イップ・マン 完結』でした!! ぱちぱち~。

 

最後になりますが、このブログを立ち上げて7か月が経過しています。まだまだつたない文章力と構成力でもがいている管理人ですが、いつも貴重な時間を割いて少しでもこのブログに足を運んでくださる人がいるので本当に嬉しいです。この場を借りてお礼申し上げます。

ブログを始めたことがきっかけで、SNSでも新たな交流が生まれました。いつも絡んでいただける方々、ありがとうございます。

来年は1日でも早くコロナが終息し、延期になってる新作の公開が実現されることを祈るばかりですね、、。

 

 

 

それでは今回の鑑定はここまで。

またお会いしましょう!

それではみなさん、良いお年を〜!

 

よろしければシェアをしていただけると幸いです!↓↓

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