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みなさんこんにちは! 管理人のJing Fuです!
今回の予告編鑑定は、『シン・ウルトラマン』になります!
まだ日も昇ってない朝方、突然特報が公開されましたので、慌てて記事を書きましたよ・・・笑 こんな日に限って、くだらない会社の会議が長引くトホホ。
20代だけど、幼稚園の頃は昭和のウルトラマンを観続けて育ってきた管理人。だから怪獣作品の中でもウルトラマンは特段好きなんです。その中でも、特に『帰ってきたウルトラマン』はめちゃくちゃお気に入りでした。当時は親から買ってもらった怪獣図鑑を暗記して、各怪獣の名前〜身長体重まで全部言えたのが自慢なくらい、ウルトラマンっ子でした。反面、リアルタイム世代の平成ウルトラマンにはほとんど愛着湧かなかったなぁ〜。
とまあ身の上話はさておき、本作は往年の人気ヒーローシリーズのウルトラマンを、現代社会の観点で新たに描く「リブート作品」になるらしい。『シン・ゴジラ』で、ゴジラを知らない現代日本人が初めてゴジラと対峙したように、『シン・ウルトラマン』でもウルトラマンの存在は人間にとっては未知数であり、初めての遭遇となるみたいです。
そんな本作で監督を務めるのは、本作と同じ「空想特撮映画」として2016年に『シン・ゴジラ』をメガヒットに導いた樋口真嗣監督。企画・脚本も『シン・ゴジラ』の同役割であった庵野秀明と、『シン・ゴジラ』の製作陣が再度集結しています。出演は斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、西島秀俊、山本耕司など、日本きっての豪華な面々が揃えられています。
■基本情報
©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会 ©円谷プロ
■発掘予定国:日本
■発掘予定(公開)日:2021年初夏
■監督:樋口 真嗣
■主要キャスト:斎藤工、長澤まさみ、有岡大貴、早見あかり、田中哲治、西島秀俊 etc…
■キャッチコピー
■『シン・ウルトラマン』の予告編
![Jing-Fu](https://eigakanteikyoku.com/wp-content/uploads/2020/01/IMG_0634.jpg)
それでは早速、公開されたばかりの予告編をご覧くだい
いかがでしたでしょうか。
BGMのみで劇中の声や音が全く伝わらない感じや、矢継ぎ早に映像が切り替わっていくスピーディな様子が、やはり『シン・ゴジラ』に近い雰囲気を感じずにはいられません。
そしてファンが最も待ち焦がれていた、劇中に登場する怪獣の存在、そして懐かしくも心機一転なデザインのウルトラマンが動く様子が確認できました!
というわけで、今日は特報から読み取れる映像と情報から、『シン・ウルトラマン』がどんな作品になるのかを考察します!
・主要人物は?
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©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
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主演の斎藤工。
「ウルトラマンになる男」らしい。
ウルトラマンと何らかの理由でコンタクトを持ち、体を共有することになるのだろうか。ポスターにベータカプセルらしきアイテムが載っているので、これでウルトラマンに変身するのは間違いなさそう。
ちなみに斎藤工は『シン・ゴジラ』で自衛隊の第一戦車中隊隊長の池田役でゲスト出演していたけど、さすがに同一人物ではないだろう。ということは、本作は『シン・ゴジラ』とは異なる世界線の物語だと推測できる。
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長澤まさみ。
斎藤工が演じる主人公の相棒だが、恋仲にあるかは不明。相変わらずお美しい。
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©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
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早見あかり。物語のキーパーソンの1人。
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Hey! Say! JUMPの有岡大貴。同じくキーパーソンの1人。
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©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
©円谷プロ
西島秀俊。良い目つきだ! 主人公の仲間であるらしい。
彼らはいずれも、何の組織の人間であるのかや詳しい関係性は現時点では明かされていません。
・登場する組織と気になるアイテム
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©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
©円谷プロ
斎藤工と西島秀俊の周囲には、自衛隊らしき人間たちが座っています。
『シン・ゴジラ』と同じく、現実的に日本において未知の脅威に立ち向かうのはやはり自衛隊しかいないか。
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©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会
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と思った矢先、このバッチは「科学特捜隊」のマークに酷似している! ということは政府や自衛隊とは異なる第3の組織として、原作と同じく怪事件の捜査や怪獣による攻撃を防衛する科学特捜隊が存在しているのか。
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科学特捜隊のロゴらしきものが印字されてるタグ。
よ~く見ると、「SHINJI KAMINAGA 1986 7.17」が読めた。
1986年の7/17生まれのカミナガ シンジ。物語において重要な人物になりそうだけど、ひょっとして斎藤工演じる主人公のことなのかな?
こうなると、『シン・ゴジラ』でもかなり風刺を効かせていた米軍や日米安保理条約といった概念が登場するのかも気になる所です。ウルトラマンの登場に、アメリカをはじめとする世界各国がどういう反応を見せるのかを観てみたい。
・ウルトラマンの外見
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これは2019年の12月に公開されていた、『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンの全身像。一番衝撃的だったのは、ウルトラマンのシンボルであるカラータイマーが胸に見当たらないことだ。このウルトラマンは、地球上での3分ルールを気にせずに闘うことができる存在なのか?
あとスーツアクターによるウルトラマンではないので、このウルトラマンの手足の長い体つきとラインはなんとなく非人間的に見え、少し不気味にさえも見える。人間らしくないと言えば、彼は宇宙人なので当然のことなんだけど、敢えてそこを意識したんだろうか。
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ゆっくり立ち上がるウルトラマン。やっぱりカラータイマーがない!
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愛嬌を感じていた「目穴」も存在しない。他にも手足のスーツ着脱用のファスナーが撤廃されるなど、本来のウルトラマンのデザインでありながらも、昭和当時のスーツアクターによる特撮作品であることと技術的な限界によって避けられなかった違和感を払拭したらしい。よく見ると、口が開いている??
あと、本作のウルトラマンはどのように闘うのかはいまだに明かされていない。華麗な体術はもちろんだが、早くスペシウム光線や八つ裂き光輪を放つ勇姿が観たい!
・登場する怪獣は?
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町中で土煙を上げながら、姿を透明化させる巨大な怪獣が。こいつは・・・。
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透明怪獣の「ネロンガ」だ!!!(そのまんまだなあ)
原作では東部の3本の角から発電所の電気エネルギーを吸収し、その間だけ透明化が解除されるという電気グルメ怪獣でした。やはり3本の角を可動させて電撃ビームを放ち、ウルトラマンを苦しめるんだろうか。
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そしてお次は、山中を突進する四足歩行の怪獣。こいつは・・・。
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ウラン怪獣の「ガボラ」・・・だよね?
原作と頭部のデザインが全く違うし(庵野秀明作品であるためか『エヴァンゲリオン』の使徒に激似)、一瞬ケムラーかと思ったけど、頭部を守るヒレはやはりガボラで間違いないでしょう。ウランを食べて、ウラン光線も発射できる怪獣だけど、背中部分がドリルのように回っているのは原作では見受けられなかった。地中を進むこともできるのか?
現時点で登場が明らかになった怪獣はこの2匹のみですが、スケール的には他にも何種類かの怪獣が登場してもおかしくはない、いや絶対にいるはず。焦らすなぁ~。個人的には是非ともゴモラ、ゲスラ、グビラあたりに出てきてくれれば刺さるんだが!
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ここもちょっと気になったシーン。警察の機動部隊員たちが、完全装備で何かに向かって突進している。流石に巨大な怪獣を相手にしているとは思えないが、だとすると人間と同じ大きさの脅威が何か登場するのか? もしかして怪獣ではなく宇宙人か? メフィラス星人とかザラブ星人とかバルタン星人が、人間のサイズになって暗躍しているという設定でも話が通りそう。あ、ダダでもいいよ。
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車内で助席に向かって銃を突きつける斎藤工。助席にいる脅威とは? もちろん敵対する人間かもしれないけど、ウルトラマン作品としてはやはり隣に宇宙人がいるとしか思えない。『ウルトラセブン』屈指の名シーン、「ちゃぶ台を挟んで会話するダンとメトロン星人」のような、人間と宇宙人が会話をするシュールな画が用意されているかも。
あとはキャッチコピーの「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」というセリフ。人間たちの発言にも聞こえるけど、どちらかと言えばウルトラマンを知っている存在の言葉に聞こえなくもないか? ひょっとしたらゾフィーとかウルトラの父とか、他のウルトラ戦士が登場する可能性も否定はできないね!
■最後に
いかがだったでしょうか。
『シン・ゴジラ』やハリウッド版の『ゴジラ』シリーズなど、近年世界の映画界では怪獣フィーバーが巻き起こっているのが微笑ましいですが、ここにきて怪獣に立ち向かう非人間の存在が描かれる本作が出現したのは、純怪獣映画の連続の中ではかなり異端児的です。ウルトラマンの出現に日本政府と国民がどのように対応するのか、ウルトラマンと怪獣の足元では何が起こっているのかなどが描かれると思われ、『シン・ゴジラ』と物語の雰囲気やベースは一緒ながらも、同作とはまた一味違ったテイストになるのは間違いないですね。
まだ公開まで時間はありますが、「どのウルトラマン世代にも刺さる作品を目指した」とコメントした樋口真嗣監督を信じ、大いに期待して待ちましょう!
もうコロナ禍で公開が延期されるのだけは避けたいところ・・・。
それでは今回の鑑定はここまで。
またお会いしましょう!
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