ネタバレ/感想/考察/伏線『パラサイト 半地下の家族』の鑑定結果【徹底した格差社会の縮図を、ユーモラスかつシリアスに】

コメディ
(C)2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

 

Jing-Fu
Jing-Fu

みなさんこんにちは! 管理人のJing-Fuです。

 

今回鑑定をするのは『パラサイト 半地下の家族』です。

去年公開されたばかりの韓国映画の話題作が、早くも本日の金曜ロードショーにて地上波初放送されます!

それでは早速鑑定していきましょう!

■作品情報

・基本情報

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■原題:기생충/Parasite

■発掘国/制作年:韓国(2019)

■キャッチコピー

幸せ、少し いただきます

 

・監督、キャスト

■監督:ポン・ジュノ

 

■主要キャスト

キム・ギテク:ソン・ガンホ

キム・ギウ:チェ・ウシク

キム・ギジョン:パク・ソダム

チュンスク:チャン・ヘジン

パク・ドンイク:イ・ソンギュン

ヨンギョ:チョ・ヨジョン

ダヘ:チョン・ジソ

ダソン:チョン・ヒョンジュン

ムングァン:イ・ジョンウン

ミニョク:パク・ソジュン

・あらすじ

貧困層の集まる街で、薄汚いアパートの半地下に暮らすキム一家。父親のギテク(ソン・ガンホ)、妻のチュンスク(チャン・ヘジン)、息子のギウ(チェ・ウシク)、娘のギジョン(パク・ソダム)の4人は一家揃って失業中で、日々ピザの箱の組み立てをする内職でなんとか生計を立てていた。ある日一家のもとに、名門大学に通うギウの友人のミニョク(パク・ソジュン)が訪れる。ミニョクはパク家という富裕層の家で女子高生のダヘ(チョン・ジソ)の家庭教師を担当しており、自分の留学中に代わりに家庭教師になってくれないかとギウにお願いに来たのだ。高い報酬の魅力に捕らわれ、ミニョクの提案を受け入れたギウは浪人という身分を偽装してパク家の家庭教師を務めることになった。パク夫人であるヨンギョ(チョ・ヨジョン)からの信頼を得たギウは、彼女が幼い息子のダソン(チョン・ヒョンジュン)を担当する絵の先生を探していることを聞く。ギウは咄嗟にギジョンを絵の先生と偽ってパク家に就職させる案を思いつき、早速自分たちが家族であると悟られないように注意しながら行動に出るのだが・・・。

■ざくっと感想

Jing-Fu
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本作の鑑定結果は、、、

鑑定結果ミスリル映画(☆9)!!

現代の韓国を舞台に、貧困層の家族が富裕層の家族と交わることによって巻き起こる波乱の出来事を描いたブラックコメディ・サスペンス作品です。カンヌ国際映画祭では韓国映画として史上初のパルムドール賞を受賞し、非英語作品として初のアカデミー賞作品賞を受賞するという、その特異な作風が世界中で大きく評価されて数々の快挙を果たした歴史的作品です。日本でもちょうど1年前に公開された時に、前述の偉業達成ニュースが駆け巡ったこともあって口コミが広がって大ヒットを記録してましたね。

『パラサイト』という、1度聞けば耳に残るような刺激的なタイトル。その名の通り、前半部分は貧困層の家族が富裕層の家族のもとへ「就職=寄生」していく様子がテンポの良いコメディ調で進んでいくが、中盤以降は物語が一転、予想だにしていなかった不測の事態へと突撃していく、ジャンルの二面性を持つクセがたまらない。冗談抜きで急カーブすぎる展開を見せるので、先を読むこともままならず「ラストはどうなるんだ!!」と終始この世界観にのめり込んでいくことになるでしょう。

驚くほどに奥の深い作品で、何気ない背景やアイテムの中にも重要な伏線が隠されていたり、貧困層と富裕層の対比という現代社会が抱える問題が意外な場面で表現されていたりと、何度観ても新たな発見があり、その度に考察のしがいがあるディープな作品です。とにかく格差社会の在り方が徹底して描かれているのには感服します。

監督は韓国映画界を代表する映画監督のポン・ジュノ。これまで何度もポン・ジュノ監督とタッグを組んできた主演のソン・ガンホを始め、『新感染 ファイナル・エクスプレス』『The Witch/魔女』チェ・ウシク『ワーキング・ガール』チョ・ヨジョンなど、韓国を代表する個性豊かな俳優たちが寄生物語を彩ります。

 

以下、ネタバレありの感想と考察になります。

作品を未見の方は鑑賞後の閲覧をおすすめします!


 

 

 

 

 

 

 

 

■感想

・笑いと爽快の前半戦

序盤、半ば脅迫ぎみにピザ屋に「寄生」しようとしたキム一家。ここからすでに伏線だったのだ。

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宇宙から飛来した寄生生物に学園が侵食されてイライジャ・ウッドが悲鳴を上げる『パラサイト』もバカバカしくてユニークで最高な作品だったけど、同名の本作は半地下に住む家族が寄生生物にパラサイトされるSFホラーではなく、貧乏家族がお金持ち家族に寄生していくブラックなコメディ作品。前半は貧乏側の4人家族であるキム一家が、とある出来事をきっかけにしてお金持ち家族のパク家に「寄生」していく様子が非常にテンポよく描かれ続ける。ここがキレキレのサクサクで本当に面白いんだなあ。パク家にもともといた家庭教師、お手伝いさん、お抱え運転手をあの手この手で引きずりおろし、実の家族ということを隠して他人のフリをしたキム一家がそれぞれその後釜についていく愉快痛快さがたまらない。楽観的だが悪知恵の働くキム一家が、能天気でどこか抜けたパク一家を着々と手なずけていく様子を、ひたすら軽妙に、悪どい笑いを交えて描く前半です。

Jing-Fu
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個人的に一番お気に入りのキャラクターは、パク・ソダム演じるキム一家の長女のギジョン! 鋭くユーモラスな言動が妙にクセになるんだよね~。

 

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Jing-Fu
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日本で本作をリメイクするなら、彼女のポジションには伊藤沙莉以外に考えられないんだけど、どうだろうか。

・格差社会とシリアスの畳み掛ける後半戦

ジェットコースターのような急落の後半戦

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「なるほど~、こういうキレの良いコメディ映画だったんだ~」とか、「また韓国の新しいポップコーンムービーが生まれたなあ」とか肩で笑いながら力を抜いていると、1時間経ったくらいの中盤からの急展開に追いつけなくなるぞ。寄生が順風満帆に進んでいる中で、パク家には地下室があり、そこには新キャラのグンセが潜んでいたという驚愕の新展開。ポスターが不穏な空気を発していることもあって何かあるんだろうな~と感じたり、今考えれば家政婦のムングァン倍以上のメシを食うというほのめかしはあったものの、さすがにこの展開は予想できなかった!

で、このグンセと地下室の登場によって、物語は前半で築いてきたユニークなコメディ要素を崩すトレンド転換を見せる。せっかく寄生が上手くいっているのに、それがすべて否定されてしまいそうになるのを回避しようとキム一家が騒ぐ様子でてんやわんや。心臓を握りつぶされるような焦燥感と張り詰める緊張感が突如として発生し、韓国映画らしい容赦のない流血と殺人でシリアスに染め上げる異様な光景が目にこびりついてしまった。後半は前半と違う意味で急アクセルを踏むストーリーから目が離せなくなり、後半の上映時間を極端に短く感じることが、いかに自分が奥まで作品に入り込んでいるかを物語っている。これだけ物語に引っ張られる奥深い体験は、同じ映画鑑賞でもそうそうできるものではない。

貧困層と富裕層。世界中どこにでもはびこっている社会問題の縮図こそが本作。貧富の差を何気ない演出で間接的に映し出していたり、表向きをどう変えようが互いの体に根本的に染みついた貧富のランクを変えることはできない皮肉。徹底した格差社会を凝縮して見せる本作のセンスには脱帽する。「見えない差別」があの壮絶なラストに繋がったのは、きっと世界規模で問題視される格差社会へのメタファーなんだろうな。

ユーモアに長けたエンターテインメント作品でありながらも、怪しく身震いするシリアス調とスリル、加えて現実問題を捉えた写実的な側面も持つという、あまりにもキャパの広すぎる興味深い作品なのだった。

■伏線と考察

 

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改めて見ると、上のポスターは既に物語の伏線で溢れていたことが分かる。左下に横たわっている足も、本作にキム家とパク家以外の第3者がいることを明確にほのめかしていたのね。裸足と靴という、二家族の格差表現も巧みだ。

 

本作の考察ポイントはめっちゃ多いけど、すでに他のブロガーさんたちがこぞって紹介してるし、すべてを網羅するにはちょっと時間が足りないので、ここは割愛して個人的にどうしても気になった部分のみを抜粋しました。

・石の意味

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冒頭、ギウが親友のミニョクから貰うことになる山水景石。ミニョク曰く「富をもたらす」石に、貧しくみすぼらしい生活を送るギウは絶大な信頼を寄せる。貧困の現状から抜け出すために石を手にしたギウがパク家への寄生を開始したと考えると、この石は本作内でも極めて重要なアイテムで、劇中の至る場面で様々な効果を発揮しています。

パク家の地下室の真実が明らかになり、パラサイト計画に綻びが生じた後にキム家を襲うことになる例の洪水シーン。この場面で興味深いのが、浸水した半地下の部屋の中で、水の底からこの山水景石が浮き上がってくる描写だ。石が水に浮くなんて、まずありえない事象ですよね。要するにこの石はパチモン=ニセモノなのです。ギウは空虚な石を信じたばかりに、富を得るどころか最終的には家族を失う引き金を引いてしまったんですね。

それでも何故、ギウは浸水した家からわざわざその石を持ち帰ったんでしょうか。これはきっと、何かにすがらないと大きな判断、行動に移せないギウの弱い人間性を表現していると思います。ムングァンとパク家の地下室にいたグンセに自分たちの関係性を知られた以上、この2人が生きている以上はキム家が富を得るのは不可能。事の発端を作ったギウは自分に責任を感じ、「始めたもので終わらせる」という思いのもと、「2人を殺す」という行動に出るための心の支えにするためにこの石を持ち帰ったんでしょう。結局はグンセの返り討ちにあい、石を奪われたギウはその石で頭を潰されてしまいました。痙攣するギウの体を観て彼の死を確信しましたが、ギウは死んでいませんでしたね。モノホンの石ではなく、パチモンの石だったからこそ死ななかった「究極の皮肉」、といった感じでしょうかね。それでも脳手術をして笑う障害が残ってしまったのは、家族を破滅へと導いた代償なんでしょう。

その後、残された父親のギテクを救おうと決意したギウが石を川に捨てたのは、今後は自分の意思で生きていこうと決めた証です。石とか意思とかややこしいですが、『鬼滅の刃』のカナヲみたいなもんです。

・ギウの計画

ちなみのこの画像に映ってるダソンの描いた絵。真ん中の人物はダソンが見た幽霊=グンタ、そしてバックに描かれるテントと晴天。つまり衝撃的なラストシーンの伏線になっていた。

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ラストの話です。父親のギテクがパク家の地下室に逃げ込んで隠れていることを、ギウはギテクの「モールス信号」で解読しました。その後は、ギウの「これからどんなことがあってもおにかくお金を貯めてあの家を買い取り、父さんを助け出します」という「計画」のナレーションに併せて、立派なコーディネイトで身を包んだギウが家を購入し、地下から出てきたギテクと抱き合うシーンが流れます。ギウがちゃんと計画を成功させたハッピーエンドかあと思いきや、唐突に半地下の家で静かに座るギウの姿で終演となりました。つまり直前の映像はあくまでもギウの思い描いた計画のイメージだったんです。ギウのこれからの想像で物語を終わらせたのは、きっと監督の「どんな苦境でも諦めないで」というメッセージがこもっているんでしょうが、個人的にはこの明るさ(これからの計画)と暗さ(静かに座るギウ)を対比させた終わり方が引っ掛かりました。ここで中盤のギテクの言葉を振り返ります。「絶対に失敗しない計画は【無計画】。それは計画を立てると人生はその通りに行かないから。だから人は無計画な方がいい。計画がなければ間違いもない。最初から計画がなければ何が起こっても関係ない」と言ってましたね。これはキム家のパラサイト計画、並びに自分たちの人生についての言及です。しかし最後に、ギテクの言葉を聞いていたはずのギウは父親を救うという「計画」を立てていました。つまり、これはギウの計画が失敗するという暗示じゃないんでしょうか。半地下の暗闇で静かに座っていたギウは、ひょっとしたら計画に挫折した姿だったかもしれないし、そもそも計画を立てる妄想をしている精神を病んだ姿だったのかもしれません。

・インディアンの意味

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パク家の長男ダソンは、インディアンの恰好をしたり、おもちゃの弓を扱ったり、テントに入ったりと、序盤から何かとインディアンがらみのイメージが強いですね。何でもなさそうなインディアン演出ですが、実は本作のテーマと重なる部分があります。そもそもインディアンとは、アメリカ大陸の先住民のことを指します。彼らこそが真のアメリカ人なわけですが、ヨーロッパ各国より渡来した白人たちによってインディアンたちは迫害されます。つまりインディアンは白人たちに侵食=寄生された存在で、パク家のダソンがインディアンの恰好をしていることにより、パク家=インディアンキム家=白人という構図が重なるのです。さらに勘の冴えているダソンは、4人の匂いが一緒だと彼らの正体を見破ったり、だからこそ「敵」であるギウに向かって弓矢を放ったりもする。これはアメリカ人に抵抗するインディアンの画と一緒だ。ポン・ジュノ監督、考えてるな~。

インディアン演出は他のシーンにも。終盤のダソンの誕生日パーティでは、余興としてギテクがインディアンのコスプレをすることに。ここでギテクはパクを刺殺することになり、人間としてタブーの殺人を犯してしまう。周囲か避けられ取り返しのつかない立場になってしまったギテクと、周囲から迫害されるインディアンの関係性が一致していますね。

・貧困層と富裕層の立ち位置を表す「高さ」

パク家内部構造にも様々な高さが。

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貧困層であるキム家と富裕層のパク家が交わる本作では、物語の随所に貧乏とお金持ちの上下関係が視覚的な「高さ」として表現されているように思えます。各家庭の家の立地ももちろんですけど、キャラクターたちの立ち位置にもそれが意識されているんです。ソファの上で乳繰り合い楽しむパク夫妻の一方で、ソファよりも低いテーブルの下で「臭い」とけなされて息を殺すキム家は、まさに富裕層と貧困層の根本的な在り方を示しています。

そんな下のポジションに該当するキム家が暮らす家は「半地下」です。その一方で、パク家の完全な「地下」に住んでいるグンセがいるのは、「下には下がいる」という生々しい社会風刺ですね。グンセの地下室では、釘に刺されたたくさんのコンドームの袋がなぜか意味ありげにクローズアップされています。貧乏とはいえ子供を作って家庭を築くことのできたキム家に対し、グンセとムングァンはそれすらもできないもっと下の立場にいるってことを言いたいんですかね。

そして面白いのが「階段」。劇中で富裕層のパク家の住民が階段を下るシーンは基本的には描写されていません。あくまでも上る様子のみです。一方のキム家は、階段を下るシーンが多い中で上るシーンもある。お金持ちは上に行き続ける、貧乏は下に行き続ける、を意味してるんでしょうね。金持ちのポジションで楽しんでいたキム家が、パク家を脱出して貧困地区への長~い階段を下っていくとこなんか、キム家はどうあがいても貧困層という悲しさが顕著に表れていますね。しかも大雨を風情として楽しむ余裕があるほど自信に満ちていたキム家が、半地下の家に戻ったらその大雨によって家を失っているという皮肉の対比も上手い。でもキム家には階段を上るシーンもあるので、貧乏は金持ちに憧れて上に行く気持ちも強いということなんでしょうか。

■日本がらみ

・かにかまぼこ
パク家で飼われている3匹の犬、チュニ、ベリー、ププ。この内ポメラニアンのププのエサは、他の2匹と違って「日本のかにかまぼこ」に限定されている。贅沢なワンコロめ。塩分とか大丈夫なのか?
・ハンサンド海戦
ダソンの誕生日に、パク家の庭で開催されることになる誕生会。ヨンギョはダソンのテントを日本の軍艦に見立て、テーブルを「イ・スンシン将軍がハンサンド海戦で使った鶴翼の陣のように並べるように」とチュンスクに指示する。ハンサンド海戦とは1592年に勃発した戦いで、当時の大名である脇坂安治の水軍と朝鮮水軍の衝突のことです。戦国時代の出来事みたいですね、意外と古い話だな。結果としては朝鮮水軍の巧みな迎撃戦術によって、進軍してきた日本軍が返り討ちに遭い敗北しているようです。
・ガスコンロ

パク家の地下室にはいろんなものが収納されているが、物語の肝となるさらに下の地下室を隠す戸棚の上に、「ギガパワープレートバーナーL1」と日本語で書かれた箱が置いてある(ギテクが隠しておいたレバーを手にする時に分かる)。これは日本の新潟県に本社があるアウトドア製品メーカー「スノーピーク」社製の卓上型シングルバーナーです。コンロがついてて、湯沸かししたり料理も作れるコンパクトなスグレモノ。流石メイドインジャパンね。

■鑑定結果

Jing-Fu
Jing-Fu

何回観ても何回観ても新しい伏線とキーポイントが見つかり、その度に考察のしがいがある本作は、一粒で無限に美味しい韓国米です!

 

鑑定結果:ミスリル映画(☆9)

 

となります!!

 

 

 

それでは今回の鑑定はここまで。

またお会いしましょう!

 

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