【ネタバレ/感想/考察】『るろうに剣心 最終章 The Final』の鑑定【アクションシーンを解説してみました】

アクション
© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

 

Jing-Fu
Jing-Fu

みなさんこんにちは! 管理人のJing-Fuです。

 

今回鑑定をするのは『るろうに剣心 最終章 The Final』です。

今回もアクションを中心に鑑定していきます!

■作品情報

・基本情報

© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

■原題:RUROUNI KENSHIN Last Chapter The Final

■発掘国/制作年:日本(2021)

■キャッチコピー

未来はここから始まる

 

・監督、キャスト

■監督:大友啓史

■アクション監督:谷垣健治

■主要キャスト

緋村剣心:佐藤健

神谷薫:武井咲

雪代縁:新田真剣佑

相楽左之助:青木崇高

高荷恵:蒼井優

四乃森蒼紫:伊勢谷友介

巻町操:土屋太鳳

明神弥彦:大西利空

沢下条張:三浦涼介

呉黒星(ウー・ヘイシン):音尾琢真

川路利良:小市慢太郎

浦村署長:鶴見辰吾

鯨波兵庫:阿部進之介

乙和瓢湖:栁俊太郎

乾天門:丞威

八ツ目無名異:成田瑛基

雪代巴:有村架純

斎藤一:江口洋介

 

・あらすじ

「不殺の誓い」を破ることなく志々雄一派との闘いを終えた緋村剣心(佐藤健)は、共に苦楽を乗り越えてきた神谷薫(武井咲)、相楽左之助(青木崇高)、明神弥彦(大西利空)、高荷恵(蒼井優)らの仲間とともに、神谷道場にて平和な毎日を過ごしており、かつての「人斬り抜刀斎」も過去のものになりつつあった。しかしある日の夜、何者かによって東京が突如砲撃され、町に被害が出てしまう。急いで現場に駆けつけた剣心が発見したのは、「人誅」と書かれた一枚の紙だった。そこへ内務省警視局の警官である斎藤一(江口洋介)が現れ、少し前に横浜駅で、志々雄に軍艦を売ったとされる中国マフィアの武器商人から「抜刀斎の頬にまだ十字傷はあるか」と問われたことを告げる。それから剣心の周りで大切な人々が襲われる事態が続き、敵の正体も分からぬまま心身ともに疲弊していた剣心の前に現れたのは、雪代縁(新田真剣佑)と名乗る若い男だった・・・。

 

■ざくっと感想

Jing-Fu
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本作の鑑定結果は、、、

鑑定結果オリハルコン映画(☆10)!!

『るろうに剣心 伝説の最期編』で一旦は幕を下ろした実写版るろ剣シリーズ。それから6年+コロナ影響による公開延期の不遇の1年経て、まさかの最新作が公開されました。3部作の反響と邦画の歴史に名を残した功績の大きさが伝わってきますよね。

原作では単行本9巻分になるという長尺の剣心と雪代縁のエピソードを、ギュッと絞って2時間強に収めたストーリーは非常にドラマチックで濃密。贅沢を言うんだったら、このエピソードだけで3部作くらいやってもいいんじゃないかと思えるくらいの情報量の多さだったけど、さすがは大友監督、描きたい部分を的確に選出し、それらを無駄なくテンポよくまとめ上げていたと思う。まだ原作の剣心VS縁のエピソードを知らない自分にとっては、そんな感じで好意的に楽しめました。

これまでの勢いそのままにさらに高みを目指したアクションのレベルの高さは、もはや言わずもがなで、シリーズのオールスターが揃い、今まで実写シリーズが築いてきたアクションを存分に暴発させてくれる。「これぞ『るろうに剣心』」と呼ぶに相応しい、集大成的なアクションの数々が詰まっています。アクション監督の谷垣健治 氏のもと、佐藤健はもちろん、土屋太鳳ちゃんや新たに参戦した新田真剣佑も含めて、全員が全身全霊アクションに身を捧げていて、管理人にとっては至福のひとときでした!

 

過去シリーズのアクションについても解説しています☆

『るろうに剣心』

 

 

『るろうに剣心 京都大火編』

 

 

『るろうに剣心 伝説の最期編』

 

以下、ネタバレありの感想と考察になります。

作品を未見の方は鑑賞後の閲覧をおすすめします!


 

 

 

 

 

 

 

 

■感想と考察

・帰ってきたるろ剣アクション

前作『伝説の最期編』から約5年後の撮影となった本作。主役の剣心を演じる佐藤健も既に30代を迎える、いわば人生のチェックポイントに差し掛かった時期で本作のアクションに挑んでます。ピチピチの20代前半であった1作目から10年近く経っているから、当然あの頃よりもキレが落ちていてもおかしくはない・・・。と言いたいところなんだけど、ごめんなさい、そんな余計な心配は一切不用でしたね、これは。全くもって肉体の衰えを感じさせない佐藤健の超絶アクションには恐れ入るだけでなく、ジャッキードニー・イェンなどといった世界のアクションスターたちと同じく、これまでの経験が血肉となって、完全に脂が乗ってきている状態。これだったらあと10年は今の身体能力を維持して剣心を演じることができるだろうね。それはともかく、本作でも佐藤健はスピーディでアクロバティックなソードアクションと瞬足疾走、そして新たに見せるムーブメントで自身にムチを打ちまくっている。最終章まできっちりと「剣心」になりきり、世界に誇る超大作としての大重圧に潰されず常に変わらぬアクションパフォーマンスを貫き通した彼の俳優魂に、心から拍手を送りたい。

もちろん、後述するように佐藤健以外の俳優たちも全身全霊でアクションに挑んでおり、1対1のサシの勝負、乱戦、背中合わせの協力戦など様々な殺陣をふんだんに観ることができる本作は、まさにるろ剣というエンタメアクションシリーズの集大成!

 

・佐藤健VS柳俊太郎

© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

剣心と「人誅」の同士である乙和瓢湖の闘いは、本作において剣心のアクションの本格的な入りを担う対戦カードだ。闘いの舞台は浦村署長の自宅、つまり屋内。通常、アクションとは無縁の情緒ある和室で繰り広げられるバトルは、そんな静の趣を完全に無視した、破壊力に満ちた仕上がりになっていて強烈だ。美術スタッフの顔色を伺うまでもなく、襖や装飾を気持ちいいまでにぶっ壊していく大暴れっぷりに目を惹かれる。実は剣心が和室で本格的に闘うアクションシーンって、シリーズの中ではありそうでなかった展開だったので、素朴なステージながらも斬新に映るんだよね。佐藤健は畳の上で持ち味のスライディングやエッジの効いたステップを踏むだけでなく、狭い廊下で壁と天井を『インセプション』のように駆ける4次元の動きを見せたり(谷垣さん曰く、ベンツのCMからインスピレーションを受けたとか)、ジャッキーを彷彿とさせるようなきりもみ回転(香港スピン)で攻撃を交わしたりと、またまた新しいアクロバットに挑戦していて、アクションファンを歓喜させてくれた。途中で剣心が乙和の頭を柱に連続で打ち付けるシーンがあったが、あれは恐らく『京都大火編』の冒頭にも仕込まれていた、『ザ・レイド』のオマージュシーン再びだろう。

乙和は快楽殺人者という異常人物という設定で、不気味にヒャッハーしながら剣心に襲いかかる姿が印象的だった。乙和を演じた柳俊太郎『HiGH&LOW』シリーズや『東京喰種 トーキョーグール』などといったアクション作品にも参加している若手俳優で、最近だと山崎賢人土屋太鳳ちゃんのW主演だった、Netflixオリジナルドラマの『今際の国のアリス』でラスボスを演じ、刀アクションにも挑戦していた。本作では一気にレベルが上がって、グルカ刀の双刃武器というか、めちゃくちゃ扱いづらそうな武器を俊敏に振り回す立ち回りは決して楽じゃなかっただろう。

Jing-Fu
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スピードと迫力を追求した彼の努力の賜物は、このシーンを観ているだけで十分に伝わってきました。

 

・町が火の海と化す、東京襲撃

「さあ、人誅の始まりだ」。縁の不気味な一言で始まる東京襲撃シーン。連なった家屋が次々とコマンドー爆発していく火力と飛び散る破片の勢いは、前作の「煉獄」以上にパンチのあるパニックシーンになっていた。その爆発を引き起こす張本人、人誅メンバーの一人である鯨波兵庫の武器がめちゃくちゃ男心をくすぐるんだなあ! 彼は右腕が欠損しており(過去に剣心に斬られたらしい)、そこに縁が特別に用意したアームストロング砲を取り付けることにより、備え付きの大砲を使うことなくロックバスターができるのだ!! このアームストロング砲の外観とギミックを観ているだけでもシンプルにかっこいいし、砲弾を発射するたびに屈強な体の鯨波兵庫(演じる阿部進之介はこのキャラを創り上げるために、2ヶ月で25キロの増量をしたらしい)が反動で大きく後退する様子も、爆撃の威力の高さを演出できてインパクトが強め。

Jing-Fu
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鯨波兵庫は原作にも登場するキャラだけど、このキテレツ武器を実写化するにあたっては、製作陣がどことなくロバート・ロドリゲス作品からの影響を受けているような気がする。

 

そんな鯨波兵庫と剣心の一騎打ちも凄まじかった。鯨波兵庫はアームストロング砲からガトリングガンに武器を付け替えて剣心を狙い撃ち、剣心は道やら屋根やらを矢の如く走り抜けてかわし、距離を詰めていく。剣心の俊足×ガトリングによるアクション盛り上げの相性の良さというか、スペクタクルを引き立てるアクションとしての迫力はもうシリーズを通して約束されたものね。路地裏に入った剣心が左右の壁を蹴り上げて屋根に上がるシーンは、『トム・ヤム・クン!』トニー・ジャーっぽい動きだった。

 

 

剣心の闘いと並行して四乃森蒼紫の見せ場も用意されており、狭い室内で人誅の一人である八ツ目無名異との対決は安定の見応え。決着はつかないものの、ラストには原作の必殺技である「回天剣舞・六連」をバシッと決めてくれたりもする。とは言っても四乃森蒼紫のフェードアウトが早かったのが意外だった。伊勢谷友介はやっぱりガタイがいいから動きの一つ一つに力がこもっているし、その分ローリングソバットも抜群に決まっていたけど、本当にコイツの不祥事で作品がお蔵入りしなくてよかった。

・超・密度の乱戦、そしてサプライズゲストとの共闘!

© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

縁のアジトに単身乗り込んだ剣心を待ち受けていたのは、縁とウー・ヘイシンの配下である大量の兵士。ここでの印象は、とにかく「超・密」。都知事から指摘を受けそうなほどの兵士でごった返した中で剣心が一人無双をしていく様子は、過去シリーズの無双シーンよりも更に密度が増していて、その分爽快感と凄味もマシマシ! 途中からは斎藤一、御庭番州を引き連れた巻町操、そして満身創痍の左之助が次々と増援で現れ、シリーズ得意の乱戦へとカテゴリーが早変わり。『京都大火編』のラストと同じく、同時多発的に勃発するそれぞれの闘いを、勢いを殺すことなくテンポよく編集して繋げているのが見事だ。仲間たちが雑魚と中ボスを引き受け、「行け、剣心!」と叫んで道を切り開いていくのは、『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』のゾロとサンジを思い起こさせるようで激アツだったなぁ。ちなみにここで江口洋介演じる斎藤一と闘うことになる乾天門を演じているのは、ジャニーさんの秘蔵っこである丞威ジョーイ)。『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』でラスボスとしてドニーさんと熾烈なタイマンを張っていたことが記憶に新しいが、本作でも勢いのある肉弾戦を好演していた。きっと『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』の監督(アクション監督ではなく、監督)が谷垣さんだった繋がりがあったからこそ、本作にもお声がかかったんじゃないだろうか。

 

 

そして直後のエントランスシーンでは、んとサプライズゲストとして神木くん演じる瀬田宗次郎が再登場! これは衝撃的! 新キャラではないものの、『京都大火編』福山雅治と同じく、事前に全くもって情報がシャットアウトされていたこともあり、とにかくビビるのと同時にテンションダダ上がり。しかも本作では、前作までで敵同士だった剣心と背中を合わせる共闘を繰り広げることになり、なんとなく宗次郎の存在が匂った時点で予想はできていたが、これもこれで激アツ展開だった!

佐藤健神木くんの息のあった無双立ち回りは、前作までの対決とは違う意味で抜群のコンビネーション。神木くんは再度宗次郎を演じることになって「前作に意識したスピード感よりも、メリハリと人間味が出るアクションを意識した」と語っているが、確かに前作の荒々しい雰囲気とは異なり、動きの中に技の精度と統率性が生まれた綺麗な殺陣になっていた。神木くんも前作で剣心に負けて感情に変化が生じた宗次郎の内面を、神木くんは演技だけでなくアクションで表現することにも見事成功したのだ。

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『ダニー・ザ・ドッグ』ジェット・リーが主人公の感情状態に合わせてアクションを使い分けていたのと同じですネ。

 

・新田真剣佑の超絶アクションと、VS佐藤健

© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

ラスボスの縁役である新田真剣佑。出演が公表された時点で大きく話題になり、世の女性とアクションファンたちを歓喜させた目玉キャスティングだ。そしてそんな重圧を軽く吹っ飛ばすほどの真剣佑によるスーパーアクションには、本当に恐れ入った。流石は日本を代表するアクションスターとしての実績を持ち、ジャパンアクションクラブ(JAC)の創始者である千葉真一サニー千葉を父親に持つ真剣佑体に刻まれたアクションのDNAと素質は本物だと、本作を観て確信した。

真剣佑は格闘術、アクロバットスタント、そして剣術と、佐藤健以上にアグレッシブで多岐にわたるアクションを展開。冒頭からその勢いは凄まじく、狭い汽車の車両の中で『無限列車編』も顔負けに動き回って警官たちを翻弄する。さらにはけん玉という、子供が楽しむ幼気なおもちゃを手に取り、警官たちを叩いて絡めて刺してと、斬新かつ残酷な立ち回りで観るものを一気に圧倒。まるでジャッキー×ジェット・リー×トニー・ジャーの魅力を全て圧縮させたかのようなアクションは、彼の身体能力の高さと、縁というキャラクターの残虐な一面を両立させたパーフェクトな導入部となっていた。

真剣佑による、シリーズのアクションの要であるソードアクションは、後述する剣心とのラストバトルのみにほぼ限定されており、序盤〜中盤までは格闘アクションが主軸になっているのが個人的には大収穫でした。足技が多用されているけど単に蹴りが凄いだけでなく、相手を巻き取るような絞め技もあってレパートリーが豊富。足がスラッと長いのでこれがまた映える映える。

そしてラストの剣心VS縁による衝突。バックに流れる音楽が一切ないので、究極の緊張感に支配されている。真剣佑倭刀という刀を得物として佐藤健と一刀流同士の対決に入るかと思いきや、なんと三刀流! それも刀を3本持ったゾロのような佇まいのことを言うのではなく、刀による斬撃の間に縦横ナナメのどこからでも両脚を叩き込んでくるというトリッキーな戦い方で、同じ『ONE PIECE』で例えるならCP9のカクの戦術に近い。刀+両脚の三刀流による画の奇抜さと手数の多さ、そして佐藤健を真似るかのような旋回と跳躍によって、2人のラストバトルは濃厚かつ超絶怒涛なクオリティになっていました。

真剣佑は撮影当時22歳。先輩の佐藤健に物怖じしない圧倒的な威圧感はまさにラスボスの風格で、羽織を脱ぎ捨ててあらわになる上腕二頭筋がこれまた屈強でたくましい太さだこと。一本だけくっきりと浮き上がった血管も良いエッセンスになっていて、女子は失神しないよう注意が必要だ。

真剣佑が演じる縁は確かに情けのない悪役だが、志々雄と同じく時代に翻弄された悲しい過去を持つキャラクターでもあり、単純な悪役として止まらないほどの奥深さがある。特に剣心のルーツと密接に絡む過去は壮絶かつ悲壮感で満ちており、私怨を噴火させる凶暴性と、亡き姉への想いで時に揺れ動く精神状態をゲロを吐いてまで熱演した真剣佑は、アクションだけでなく演技面においても全く不足のない、素晴らしい表現力でした。

 

Jing-Fu
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アクション監督の谷垣さんは、千葉真一主演の『マスター・オブ・サンダー 決戦!! 封魔龍虎伝 』でもアクション監督を務めているので、千葉親子両方をアクション料理したことになりますね!

 

・ブルース・リーで睨む土屋太鳳ちゃん

© 和月伸宏/ 集英社 ©2020 映画「るろうに剣心 最終章 The Final」製作委員会

『京都大火編』で超絶格闘アクションを披露したかと思いきや、『伝説の最期編』では大人しく女子になってしまった土屋太鳳ちゃん演じる巻町操が帰って参りましたよ! しかも期待した通りのアクションを引っ下げてね。本作では太鳳ちゃんは、三角飛び旋風脚や卍蹴りといった高度な蹴り技も披露したり障害物を華麗にかわしてユン・ピョウのように動き回ってくれる中で、前作とは異なる小太刀+拳の『ザ・レイド』殺法で敵をバッタバッタと倒していってくれます。さらに人誅の一人であり、鉤爪が特徴の八ツ目無名異とのタイマン勝負まで用意されていてもう最高。しかも攻撃を喰らった太鳳ちゃんが、口に溜まった血を「プッ!」と吐き捨て、目の前にいる八ツ目無名異に向かって「来いよ」と手招きで挑発する仕草もやってくれるの。この時の目が完全にブルース・リーになっていて、観ていて思わずトリハダが立ちましたよ、マジで。単にアクションや立ち回りがかっこいいだけでなく、こういったアクションの途中に挿入される泥臭い演技もめちゃくちゃサマになっていて、やっぱり太鳳ちゃんは他のアクション女優とは一味違うなあ。

谷垣さんのコメントで知ったんだけど、太鳳ちゃんが八ツ目無名異に対して使った決め技は、東京襲撃のシーンで四乃森蒼紫が繰り出した「回天剣舞・六連」なんだとか。四乃森蒼紫が仕留めきれなかった相手に対して、彼の技を見て真似ることによって引導を渡すと言う構図になっているみたいで、巻町操と四乃森蒼紫の信頼関係を言葉でなくアクションで表現するところがセンスあるな〜と思った。

 

■鑑定結果

 

Jing-Fu
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るろ剣アクションの集大成、ここに極まれり!

1ヶ月後に控える『The Beginning』も超絶楽しみだ!

 

 

鑑定結果:オリハルコン映画(☆10)

 

となります!!

 

シリーズのアクションについても解説しています☆

『るろうに剣心』

 

『るろうに剣心 京都大火編』

 

『るろうに剣心 伝説の最期編』

 

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

 

本作でアクション監督を務めた谷垣健治氏が監督を務めた香港映画、『燃えよデブゴン TOKYO MISSION』の記事も書いています。ドニー・イェンが主役で日本が舞台となっており、エンタメ感抜群のアクションが最高な作品でした! 『るろうに剣心』のアクションにハマった人には是非お勧めした一品です!

 

 

それでは今回の鑑定はここまで。

またお会いしましょう!

 

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